私には宝物があります。それは、学生時代にクラスや部活みんなでおそろいで作ったオリジナルTシャツです。そのオリジナルTシャツをみるたびに、懐かしい楽しかった思い出がよみがえってくるのです。私の高校は何か行事があると衣装を揃えるのが学校の伝統になっていました。なので、文化祭、合唱コンクールの時にはTシャツを買ってきて、誰かがデザインしてくれたロゴや絵の型紙を厚紙で作り、スプレーを吹きつけてオリジナルTシャツを作っていました。また、体育祭では3年生だけの特権として、もうすぐ着なくなる体操服を大胆にも染めたり切ったりリメイクしてそれぞれのクラスカラーに合う衣装を作りました。私のクラスはピンクがクラスカラーだったので桃太郎の衣装にしました。そのほかにも緑のクラスはピーターパン、オレンジのクラスはなっちゃん(飲み物のキャラクター)赤のクラスはムック……などなど各クラスが競い合うように工夫して作っていました。さらに、部活動では夏に合宿があったのでそのたびにおそろいのTシャツを作っていました。不思議なもので、おそろいの衣装を着るとそれだけで団結力が上がり、行事も盛り上がるのです。今となっては押し入れ箪笥に並んでいる数々のTシャツが私にとって何よりの学生時代の思い出となっています。